めもらんだむ

わりと個人的な、備忘録がわりになると思います

「周囲を顧みる姿勢がなく、自分本位で傲慢な考え方」とは厳しい!

ASKA(本名・宮崎重明)の判決が、9月12日に東京地裁で言い渡された。覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反の罪で、懲役3年執行猶予4年。

この罪の初犯の場合、執行猶予3年が一般的だが、「違法薬物に対する親和性、依存性は顕著かつ深刻であり、常習性もかなり高度。麻薬の所持量も相当多量」として、執行猶予4年とされた。
ただし、保護観察処分は付かなかった。

何ヶ月か前、ASKAが捕まったときにかなり話題になり、個人的にはその時点で飽きていた。違法薬物の所持・使用は、他者を直接に害する罪ではないので(愛人の人は、被害者と言えるのかもしれないが)、盛り上がりにくいのかもしれない。
だから、この判決に注目していたつもりはないのだけど、判決の中にあった「周囲を顧みる姿勢がなく、自己本位でごう慢な考え方が見受けられる。」という言葉がきひっかかった。

「自分本位で傲慢な考え方」という裁判官の説教は補足に過ぎないのだけど、社会人に対する言葉としてはけっこうな人格否定に聞こえる。面と向かってこれを言われて、しかも全国的に報道されてしまう。これ自体刑罰の一つなのかも。
有名人だから、あるいは56歳だから、成熟した人格者とは限らない。性格に難のある有名人とか50代はいくらでもいるだろう。
そういうことを分かっているつもりだけど、もし自分がこんなことを言われたら、ズシンと響きそう。

氷川きよし、暴行の真相は?

演歌歌手の氷川きよしが、元マネジャーの男性を殴ったとして、8/21に暴行容疑で東京地検書類送検されたていたらしい。
ただし、被害者との間に示談が成立しており、起訴はされない見通し。

気になるのは、氷川の所属事務所は暴行の事実を否認していること。また、氷川本人は、コンサートで「何一つ間違ったことはありませんし、恥じることは一切ありません」と発言したらしい。
書類送検されたというのに、暴行の事実を認めようとしていない。でも、書類送検した警察に抗議している様子はない。

そのままに解釈すると、捜査当局には暴行の事実を認めながら、世間には暴行を否認していることになる。
被害者との示談によって、暴行の事実を闇に葬ろうということだろうか。

本当にそういうことなら、これまで好青年イメージで売ってきた氷川きよしだけに、胸糞悪い。

「すき家」の労働実態

すき家」というと、今年2月~4月にかけて、人手不足などにより、最大123店舗が一時休業や時間帯休業になり、話題になった。
人手不足の原因は、劣悪な労働環境によるとされ、日本を代表する(?)ブラック企業との評価を得ていた。
すき家」を展開するゼンショーホールディングスによる第三者委員会が、このほど調査報告書をまとめ、公表された。

調査報告書によると・・・
◯3年間で400店舗以上増加させたが、社員数は増えず。
◯2011年の新入社員の58.8%が3年以内に退職。
非管理職の平均残業時間が109時間。
◯店舗社員の経験者のほとんどが24時間勤務を経験。
◯1人勤務体制が横行。
◯恒常的に月500時間以上働いた例や、家に2週間帰らなかった従業員がいた。
◯2012年度以降、時間外労働などで労働基準監督署から受けた是正勧告書が64通。

記者会見で、ゼンショーホールディングスの小川会長は「真面目にやってきているのに・・・(ブラック企業という)レッテル貼りはやめていただきたい」と語ったらしい。
真面目に社業に取り組むことと、ブラック企業であることは矛盾しないとも言える。商売に対する真面目さに歯止めが利かなくなって、暴走することはありうる。
どこかで考え方を切りかえる必要がありそう。

調査報告書を見ると、こうなるまで放置していたことにあきれるし、怖くなる。とは言え、これだけの調査報告書を敢えて公表したということは、本気で改革を進める意志の表れともとれる。というか、何も有効な手を打たないわけにはいかないだろう。
ただ、ここまで放置していた同社の上層部が、どこまで発想を切りかえられるかがポイントになりそう。

地方分権の危機?

兵庫県の野々村竜太郎県議の号泣記者会見が、日本のみならず世界を笑いの渦に。
公開ヒステリーはおもしろく、迫力があった。

年に195回もの領収書なしの視察を繰り返し、しかも100回以上の行き先は城崎温泉だったとか。
これって、野々村県議の異常さは言うまでもないけれど、こういうことを許していた兵庫県議会も、やはりダメなのだろう。
チェック機能が無いということだから。

それにしても、都道府県の議員が、どうして続けざまに。
東京都や兵庫県でこんなことでは、地方分権とか止めておいた方がいいかもしれない。

真相の見えていないので断言はできないけれど、最近悪い意味で話題になっている人たちを見まわすと、上昇指向の強いダメ人間に優しい世の中になっているのかもしれない。いろんなことが形骸化しているのかもしれない。
あるいは昔からそうだったことが、露呈しているだけなのだろうか。

ワールドカッブ2014 日本は初戦を落としてしまった

負けてしまいました、ワールドカップの初戦。残念です。

いろいろ不安材料は伝えられていたけれど、今年に入ってから国債親善試合では4連勝。
日本 4-2 ニュージーランド
日本 1-0 キプロス
日本 3-1 コスタリカ
日本 4-3 ザンビア
やってくれるだろうと期待していたのだが。

日本は後半、動きが悪かったような気がする。
ザッケローニは、試合後のインタビューで「スタートは良かったが、コートジボワールがスピーディーだったので流れを掴めなかった」「距離を保つ事が出来ず、プレッシャーをかけることが出来なかった」とコメント。

この予選では、FIFAランキング1位のスペインが15位のオランダに敗れている。そういう意味で、FIFAランキングはあまり当てにできない。とは言え、日本がいるC組は、コロンビア(8位)、ギリシャ(12位)、コートジボワール(23位)、日本(46位)。残るコロンビアとギリシャは、コートジボワールより強力な可能性が高い。
日本チームには、早急に敗因を修正して、次戦に臨んでほしい。

祝、松山英樹 米ツァー初優勝

22歳の松山英樹PGAツアー(米国男子ツアー)初制覇。日本人ゴルファーでは4人目で、22歳は最年少記録。

これまでの3人の内訳は青木功(1983年に1勝)、丸山茂樹(2001-2003年に3勝)、今田竜二(2008年に1勝)。
この中で、名前の印象が薄いのが今田選手。どうやら、日本ツアーを経ずにアメリカでプロ転向した選手とのこと。

松山の強さの秘密はどこにあるのだろう。今回松山が勝利したメモリアル・トーナメントのホストである、かつての帝王ニクラウスによると
○スイングのテンポが素晴らしい。
○日本人としては体格に恵まれている。
○落ち着いている。16番で(第1打を)池に入れた時も動じてなかった。
○(パッティングについて)ミスしたところをまだ見たことがない。ストロークがスムーズ。

PGAツアー部門別データを見ると、7部門の中で松山秀樹がトップ10に入っているのは1部門だけ。ラウンドあたりのバーディ獲得数で第6位。

要するに、個々の技術については課題を持ちつつも、勝負強いということだろう。
さらなる活躍に期待。

AKB48襲撃さる

25日、岩手県滝沢市のイベント会場で、AKB48の川栄李奈(19)、入山杏奈(18)、男性スタッフ1人が男にノコギリで切りつけられ、病院に搬送された。3人は頭や手などにけがを負ったが、病院で治療を受け、すでに退院している。
梅田容疑者はその場でスタッフに取り押さえられ、駆け付けた同署員に引き渡された。容疑を認めているらしい。

「会いに行けるアイドル」というのがAKB48のコンセプト。ということは、ファンとの近い距離感というのははずせないポイントだろう。だからこそ、こういうアクシデントにみまわれる危険性を排除できない。

握手会イベントには47人のメンバーが参加していたらしい。10のレーンにメンバーが分かれていて、ファンは希望のレーンでメンバーと握手をするイベントだった。被害者の川栄と入山のレーンには、ほかに3名いたらしい。
たぶん合理的なシステムなんだろうけど、文字にして読むと味気ないシステムだ。

梅田容疑者の言う「誰でもよかった」は、最近耳にしがちなフレーズ。こういう人種が一定の割合で存在しているようなので、完全に防ぐのは難しそう。

どうなる、タイのクーデター

タイ各地で反クーデター運動が起こっているようだ。軍は戒厳令を出していて、5人以上の政治集会が禁止されている。違反による逮捕者は出ているようだけど、デモ隊の強制排除などは行われていないとのこと。

タイというと、2006年タクシン政権時にクーデターがあった。立憲君主制となった1932年以降、未遂も含めタイのクーデターは19回に上るらしい。ただし、中国が海洋権拡大を画策し、ベトナム、フィリピンときな臭くなっている今日だけに、不穏に感じられる。

軍は、中立的な態度をとっているようだけど、タクシン派だった現政権を封じ込めたわけで、タクシン派による反対運動が起こるのは予想されたところ。これへの対応次第で、軍の本当の立ち位置が見えてきそう。
逆に言うと、軍が本当に中立的であろうとするなら、慎重な対応が必要になると思う。

 

日本は、太平洋戦争に負けて、強制的に富裕層・支配層が解体された。そういう意味では、日本が経験していないプロセスをタイがくぐり抜けようとしているのかもしれない。
外圧で市民革命を経験しなかったことが、果たして日本人にとって幸せなことなのかどうか。

サイコパス

遠隔操作ウイルス事件の片山被告は、弁護士に自分のことを”サイコパス”といったらしい。
サイコパスというのは、何かの超能力の持ち主のことか?

サイ・・・超能力現象全般のこと
サイコキネシス・・・いわゆる念力
サイコメトリー・・物体などに触れることで、関連する出来事などを読み取る能力

どうやら、心理学や精神医学などの分野で使われる、精神病質者を指す用語らしい。
特徴は、良心の異常な欠如、他者に対する冷淡さや共感のなさ、慢性的に平然と嘘をつく、行動に対する責任が全く取れない、罪悪感が全く無い、過大な自尊心で自己中心的など。

病気ではなく性格ということらしい。が、日本では反社会性パーソナリティ障害と呼ばれるらしい。〜障害と呼んでも、病気とは違うのだろうか。

Windows XPを安全・快適に使い続ける

WindowsXPは、いよいよ2014年4月9日でサポートが切れる。
それを前に、「Windows XPを安全・快適に使い続けるための本」(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)という本が、話題になっているとかいないとか。
読むまでもなく、サーポート終了後に安全に使うことはできない。それを承知の上で、快適に使うことはできるかもだけど。

かく言うわたしは、2011年までWindows2000を使っていた。安全に使えていたかは不明だけど、表面化した実害は無かった。どうでもいい用途に使っていたのだけど。

そう言えば、うちの自動車保険もこの4月に更新だ。
これまで車の販売業者経由でかけていたのだけど、そこが廃業してしまったので、物色中。
代理店を探すのもどうかと思うので、通販の自動車保険を調べ中。
まあ、保険の内容は今まで通りでいいと思うのだけど、念のために軽く勉強。
ネットに情報がたくさんある。こことか。

橋下橋下維新、失速か

大阪都構想が焦点だった堺市長選で、大阪維新の会の候補が負けました。
維新というか、橋下徹氏の失速が目に見える形になり始めました。
大阪都構想が、このところの橋下氏の政治活動の拠り所だったと思うので、今後が気になります。

個人的に橋下氏には期待してました。言動の中には気になることもあるけれど、近年ではまれに見るパワフルな政治家と感じていました。
国政に乗り出したあたりから、ケチがつき初めて、ついに足下の大阪での選挙敗北。

国政に参戦して石原氏と手を組んだのは、良くも悪くも型破りな一匹狼ぶりが魅力だった橋下氏にとっては、マイナスだったと思う。
ただし、国政において一匹狼のままでは太刀打ちできない、という判断があってのことだろうから、石原氏と手を組んだことが失敗というより、なるようになっただけかもしれない。

国政の場は発信すべき論点が多いので、国政向けの発言が増えるに従って、橋下氏のキャラが悪い意味で拡散していたと思う。しかも、政策面では自民党と重なる部分が多いので、今こそ橋下氏の出番!というアピールは弱まっていた。

高いポテンシャルの持ち主と思うので、今一度足場を固めて、盛り返してほしい、ような気がする。

1つの、甘えの構造?

先日『さよならピアノソナタ』というライトノベルを読み終えた、というか、4巻+「encore pieces」というシリーズ構成になっていて、「encore pieces」は途中で読むのをやめてしまった。

 

文章とか描写はライトノベルの水準をかなり上回っているような気がして、引き込まれて読んでいたのだけど、3巻あたりからちょっと違和感が湧いてきた。

 

優柔不断で恋愛に鈍感な主人公と、彼に群がる魅力的な少女たち、という構図はライトノベルではごくありがち。『さよならピアノソナタ』 もその手の作品。

こういう作品の場合、主人公の優柔不断さ鈍さを作者が自覚していて、キャラのバランスをとってくれると読みやすいのだけど(そうした欠点を補って余りある魅力を出す、というような)、そういうのはなかなか難しいみたい。

 

それはそれとして、たまに 優柔不断さ鈍さを肯定的に描く作家がいる。詳しいことはわからないが、作家自身にそういう甘えたメンタリティーがあるのではないか、と考えている。

さよならピアノソナタ』の主人公は、自分の優柔不断さを何度も悔いるが成長しないし、鈍感さを自覚しない。作中で、人格として成長しないまま、女性からの好意に受け身に徹する。基本的に、与えられるだけの主人公と、もっぱら与え続ける少女たちという構図。主人公は、与えられるものからどれを選ぶかに苦悩するだけ。作者はそういうのを甘酸っぱく描く。

 

たまたま気づいたのだけど、2ちゃんねる個人情報流出事件で、作者の杉井氏が匿名で同業者などに対し誹謗中傷を繰り返していたことが発覚。

このニュースでは、『神メモ』作者となっていたので、気がつくのが遅れた。

原因不明の川崎病、勢力拡大中。

原因不明の乳幼児の病気「川崎病」が年々増加しているらしい。



川崎病は全身の血管に炎症が起こる病気らしい。日本をはじめとするアジア諸国に多く、欧米では少ない。男女比でいうとやや男児に多いらしい。発症年齢は4歳以下が80%以上を占める。

血管の病気だけに、最悪死に至るけれど、基本的には治る病気のようだ。ただし、心臓にコブができやすく、一定の割合でコブが治った後も残るようだ。そうなると、定期的な検査が必要になるみたい。

川崎というのは、発見した医師の名字で、川崎市の公害病とは無関係とのこと。



子どもの数が患率は2010年から3年連続で毎年史上最高を記録し続けているらしい。

出生数は減少傾向が続いており、2011年が約105万1千人。2012年は統計の残る1899年以降で最少の103万3千人。

一方、川崎病の患者数は2011年は1万2774人、2012年は1万3917人と増えているようだ。

福島原発事故は完全にコントロールしている by 安倍首相

原発の話は難しい。いや、本気で調べたら理解できるのだろうけれど、一般人からすると、面倒くささを強く感じる、というところか。

 

そうなると、今起こっていることを理屈で理解して、判断するより、自分の経験則に基づいて、各論者の信頼感とか説得力といったような、イメージに近い領域で判断するようになる。

 

原発事故に関していうと、何か不具合が起きて、その発生が即時に公表されないと、その不具合の程度を評価しないで、不信感をどんどん募らせる。

そして、その不信感をもとに、的外れに行動してしまう。

 

最近話題になった東電福島第一原発の汚染水流出問題。専門家の間では、想定範囲内であった。

福島近海の海水の汚染濃度は、当然のことながら継続的に調査されている。

震災直後は異常に高い数値が記録されたけれど、順調に濃度は下がり、現時点で飲料水の放射性物質の基準である10Bq/Lの1000分の1以下(0.01Bq/L以下)まで下がっているらしい。安全性を問題にするような水準にはない、ということ。

ただし、濃度の低下がここしばらく緩やかになっていたため、何らかの形で流出していることは想定されていた、ということらしい。

 

東京オリンピック招致にあたって、安倍首相が「福島原発事故は完全にコントロールしている」と発言した。

上に書いたことからすると、この発言は正しい。

 

今のところ、原発事故はコントロールできているけれど、風評被害をコントロールできていない、ということだろう。

AO入試

大学入試で、推薦入試は昔からあったけど、最近はAO入試と呼ばれる自己推薦入試が存在感を増している。

米国の大学で一般的に行われている入試方法らしい。
米国では、原則として大学が個別に学力試験を行わない。そのかわりに、全国的な統一テストの成績、高校の成績、志望動機などが細かく書かれた志願書などの書類審査を中心に、必要なら面接なども行って、入学者を決定する。

このAO入試が、日本では「高校の推薦を必要とせずに、面接や小論文のみのお手軽入試」になっている印象。
生徒不足に悩む大学にとっても、学力不足に悩む受験生にとっても、都合の良い解決策ということで、現在、私立大学入学者の半数以上が学力検査のない推薦入試とAO入試の合格者で占められている。

もちらん、これをもってWin-Winの関係などと言える分けがない。
AO入試などの拡大が、大学生の学力低下の原因の一つ考えられ、批判されている。